かかりつけ医とは、日頃から日常的に診てくれる身近な医師のことでホームドクターとも呼んでいます。人が幸せに暮らしていくためには、健康であることが第一ですが、たまにケガや病気にかかり、不安や苦しみにみまわれることがあると思います。そうした時に、すぐ身近にいて何でも相談していただけるかかりつけ医でありたいと思っています。
かかりつけ医は、クリニックで風邪などの日常的な病気の治療をするばかりでなく、日頃から患者様の健康管理を行ったり、予防注射の実施や在宅医療、家庭看護、福祉介護などの相談に乗り、日常生活において患者様自身やその家族の健康相談の窓口となります。また、専門外の病気の場合や、高度医療が必要な場合には、患者様の情報を添えて、適切な医療機関に紹介いたします。
最近は、医師の専門化が進んでおり、昔のように何でも相談できる「町のお医者さん」的なクリニックは少なくなってきているかもしれません。ただ病気になったときに、不調の原因がわからなくて何科を受診すればさえいいかわからないことも多いと思います。大学病院では、待ち時間が長く、担当医も変わることも多いなどの問題もありますので、いざというときに何でも相談できるかかりつけ医を持つことは、とても重要です。
健康であり続けるためには、病気の早期予防、早期発見、早期治療が何よりも大切です。
地域の皆さまのかかりつけ医として、ご家族皆さまの健康面や体質・性格なども含めトータル的にサポートし、安心してご相談いただける医師でありたいと思っています。
