現代は予防医学の時代です。生活習慣病は早期発見が大切であり、生活習慣病と呼ばれる病気の多くは症状が現れてからでは治療が困難です。
生活習慣病にならないためには、健康な時の心がけ、そして自分の健康状態をチェックするために定期的に健診を受ける事が大切です。
当院では、健康診断は下記の内容で受付しています。
ご希望の方は、まずお電話にてお問い合わせください。
- ● 一般健康診断
- ● 企業健診(雇入時、定期)
- ● 特定検診
- 血液検査
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血液の代表的な成分である赤血球、白血球、血小板の形や量を調べる、貧血や白血病、感染症などの診断に重要な検査です。アルコール類は検査値に影響を与えるので控えてください。
検査前に食事をすると腸から吸収された栄養分が血液中に増えるため、正しい検査ができなくなってしまいますので、空腹時に検査を受けるのが最適です。
運動やストレスは、赤血球や白血球を増加させますので検査の前日や当日の運動は避けた方が正確な測定値が得られます。
- 尿検査(糖、蛋白、潜血)
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尿中の各種細胞、たんぱく、糖などによって身体の基本情報を調べる検査です。
尿とは、腎臓が血液によって体中から運ばれてきた不用物を余分な水分とともに排泄してきたものです。尿の検査は、腎や尿路の疾患を発見するのが主な目的ですが、身体のどこかに異常があると排泄されるべきものがされていなかったり、排泄してはいけないものが尿に交じっている事がありますので、尿検査によって、腎臓や膀胱の異常、糖尿病、肝臓病、膠原病、骨髄腫、悪性腫瘍などを発見する手がかりにもなります。
- 心電図検査
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心電図検査とは心臓の動きを電気的な波形に現して記録し、それによって心臓の状況を把握するものです。
特に心臓の活動の異常によってあらわれる不整脈の診断には不可欠です。心電図検査で最も一般的なのは安静時の心電図検査で、私たちの体の手足や胸部に電極を付け、心臓の活動によって発生する電位差をキャッチする仕組みです。
- 胸部レントゲン検査
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胸部レントゲン検査は肺や心臓、肺の間にある縦隔などの器官の病気について、様々な情報を得ることができる検査です。
特に肺の病気の診断に有用です。肺がん、肺結核、肺炎などでは、異常が白い影として映ります。気胸、肺気腫などは病気のあるところの空気が多くなるので、黒く映ります。気管支拡張症や胸水なども指摘されます。
一方、肺といっしょに心臓や大血管も映るので、心臓弁膜症、拡張型心筋症や心筋梗塞など、心臓が拡大する病気が見つかるきっかけにもなります。また、心不全が悪化すると、肺水腫になったり、胸水が貯留したりすることもわかります。
- 腹部超音波検査
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超音波検査とは人間の耳には聞こえない高い周波数の音波で、一定方向に強く放射され直進性が高いという性質があります。これを利用して腹部に超音波を発信し、そこから返ってくるエコー(反射波)を受信し、コンピュータ処理で画像化して診断するのが腹部超音波検査(腹部エコー)です。
この検査で調べられる臓器は多岐に及び、肝臓、胆嚢、腎臓、膵臓、膀胱、前立腺、さらに子宮や卵巣が対象となります。また、機器の進歩もあって、従来調べられることの少なかった食道や胃、腸などの消化管も検査対象となっています。
- 健康診断
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○:実施する ×:実施しない
診察 検尿 採血(肝臓・脂質・貧血) 心電図 胸部レントゲン 文書作成 金額 ○ × × × × ○ ¥ 6,180 ○ ○ × × × ○ ¥ 6,440 ○ ○ ○ × × ○ ¥ 11,130 ○ ○ × ○ × ○ ¥ 7,740 ○ ○ ○ ○ × ○ ¥ 12,430 ○ ○ × × ○ ○ ¥ 8,540 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ¥ 14,530 料金の基本は診察・検査料と文書料になります。
診察・検査料は一般の保険診療の実費(10割負担)に相当します。
血液検査の項目で追加の項目を検査する場合は、その分の検査料金が上乗せになります。金額は文書作成料(1通)¥3,300を含みます。
文書作成料は2通目からは¥1,100となります。- ● 血液検査の項目は次のとおりです。
- 肝臓:AST、ALT、γ-GTP
- 脂質:LDLコレステロール、HDLコレステロール、中性脂肪
- 糖尿:血糖、HbA1c
- 貧血:赤血球、ヘモグロビン